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知識・経験の棚卸

『メモの魔力』で、情報の吸収力と転用力を上げる

 話題の本、『メモの魔力 -The Magic of Memos-』を読みました。読んで思ったことは、これはただのメモ本ではないなということです。メモを取ることはあくまでツールであって、この本のエッセンスは、メモによって情報感度を高めて吸収力を上げること。そしてメモによって得られたものを自分の行動に落とし込むことだと思いました。

メモに対する「熱量」

 全ての大前提としてあるのが、とにかくメモを取ることです。『メモの魔力』にはメモを取る際のフレームワークや、取ったメモの活用の仕方などが書いています。でも、大前提としては「メモは姿勢」です。メモを取ることに熱くなれるかです。「熱量」をもってメモを取ることが、まず何よりも優先すべきものです。この点、『メモの魔力』には、著者の熱い思いがたくさん詰まっており、今すぐにでも文房具屋さんに行ってペンとノートを買いたくなるような「熱量」がそこにはあります。著者が何より伝えたいメッセージは「メモを書くことって素晴らしいよ!」というとてもシンプルでいて、力強いものだと感じます。全章にわたってはもちろんですが、特に終章に込められた筆者の「熱量」を感じて欲しいです。僕は帰りの電車で読んでいた時に、気づいたらその熱量に涙していました。それぐらい筆者の「熱量」が込められた本です。

「ファクト→抽象化→転用」

 メモを取る際には、「ファクト→抽象化→転用」という流れを意識します。「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークは、メモを取る際だけではなく、メモを含めて情報をインプットするときに役立つフレームワークだと思います。メモはあくまでも手段であるべきです。メモを取る目的や課題に対して、どうメモの内容を転用するかがキモなんだなと感じました。何かの情報をメモによって吸収して、そこから抽象化し、自分の行動へと転用までしてこそのメモ。メモは手段であって目的ではないと実感します。

アウトプットにも活用できる

 「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークは、読書メモなど、ブログ記事の構成にも活用できます。また、記事のネタ作りとしても使えるなと思いました。ブログを書くネタがないなと思っても、毎日メモを取って、抽象化して学びを得て、それを転用していれば、ネタには尽きないものでしょう。そして、ファクトに終始してしまいがちなブログであっても、独自の目線で抽象化して転用することで、オリジナリティのあるブログ記事が書けるようになります。インプットの際に、「ファクト→抽象化→転用」を意識していれば、アウトプットの際にもオリジナリティが出せて力強い武器になりそうです。


メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)